
最近話題のNFT。購入する際にはどんな手続きが必要なの?
デジタルアートを購入したり二次流通させたりと近頃動きが活発なNFT。
NFTを購入、出品する際に必要なのがMetaMask(メタマスク)の登録とOpensea(オープンシー)への連携です。
それぞれを詳しく説明すると…
OpenSeaとMetaMaskとは?
OpenSea(オープンシー): NFTを出品や販売、購入ができる世界最大のマーケットプレイス
MetaMask(メタマスク):仮想通貨のWeb上のウォレット
MetaMaskもOpenseaもどちらもアプリがあるのでスマホ、タブレット、PCのそれぞれで管理ができます。
今回は MetaMask(メタマスク) と Opensea(オープンシー) を連携させて、更にMetaMaskへイーサリアムを送金する方法について詳しく解説していきます。
MetaMaskにイーサリアムを送金するためには仮想通貨の取引所で口座開設が必要になります!
この記事がおすすめな人
- MetaMaskとOpenseaの連携方法がわからない
- NFTを購入、出品したい
- NFT、始めるかわからないけれど準備はしておきたい
Contents
MetaMask(メタマスク)とOpensea(オープンシー)について

MetaMask(メタマスク)は上述した通り仮想通貨のウォレット(財布)で、
Opensea(オープンシー)はNFTが出品されているいわばショッピングモールのような場所。
Openseaでお買い物をするためにはMetaMaskという専用のお財布が要るということです。
逆に自分が販売したNFTが売れた際の売上金(仮想通貨)もOpenseaからMetaMaskへ送金しないと現金化できません。
MetaMaskを登録

まずMetaMaskアプリをダウンロードします。

新しいウォレットの作成からスタートします。

8文字以上でパスワードを設定。
MetaMaskはこのパスワードを忘れるとログインできません!
メールアドレスや氏名の登録は必須ではなく、パスワードを忘れたからといってメールアドレスを使っての再設定は出来ません。
なのでパスワードを絶対に忘れないようにしましょう。
iPhoneの場合はTouchIDでサインインも可能です。

次に出てくるシークレットリカバリーフレーズもとても重要です!
パスワードを忘れた場合に再設定する、他のデバイスからログインする際に必要になってきます。
メモしておいて安全な場所で保管しましょう!

この画面の「表示」をタップするとシークレットリカバリーフレーズが出てくるのでメモします。
その後、続行をタップするとシークレットリカバリーフレーズを入力する画面になるので、順番通りに入力します。

こちらでMetaMaskの登録は完了です。
次は、OpenSeaとMetaMaskを連携させていきます。
Openseaと連携させる

続いてMetaMaskとOpenSeaを連携させます。
これも、MetaMaskのアプリから行います。

MetaMaskのメニューから「ブラウザー」を選択。

検索窓に https://opensea.io を入力。

OpenSeaが出たら、左上の3本線をタップ。

ウォレットが出てくるのでMetaMaskを選択する。
これでOpenseaとMetaMaskが連携できました。

ここまでの作業は全く費用は発生しない!無料で連携ができます!
MetaMask(メタマスク)にイーサリアムを入金する

続いてはMetaMaskにイーサリアムを送金する手順をご紹介します。
NFTを購入する際にはイーサリアムが必要となってきますので、欲しいNFTが出品された時にすぐに購入できるように送金して準備しておくことをおすすめします!
今回は コインチェック で送金する方法をご紹介します。
他の仮想通貨取引所でもだいたい手順は同じかと思うので参考にしてみてください!
初めに手順をまとめますと…
MetaMaskにイーサリアムを送金する手順
- MetaMaskのアドレスをコピー
- 仮想通貨取引所(コインチェック)のウォレットにアドレスを登録
- 仮想通貨取引所(コインチェック)からMetaMaskのアドレスに送金
- MetaMaskで着金を確認
それでは詳しく画像付きで説明していきます。

MetaMaskのアドレスをコピー

まず、MetaMaskのアプリを起動。
初めに出てくる画面の自分のアカウントの下にあるアルファベットの羅列が自分のMetaMasKのアドレスになります。
ここをタップすると自動でコピーされます。
MetaMask での作業は一旦これで終了。
仮想通貨取引所(コインチェック)のウォレットにアドレスを登録

次に、 コインチェック のアプリを起動させます。
「ウォレット」→「イーサリアム」→「送金」をタップ。

「宛先を追加編集」をタップ。
初めにこれを登録することで次回以降はこの入力は不要になります。
仮想通貨取引所(コインチェック)からMetaMaskのアドレスに送金

次に上記を入力していきます。
ラベルは自分がわかりやすいように「コインチェック」などを入力。
宛先は先ほどコピーしたMetaMaskのアドレスを貼り付け。
「SMS」を送信をタップしてショートメールに届いた6桁のコードを貼り付けます。
全て入力できたら「追加」をタップ。

次にこの画面が出たら、宛先は既に入っているのでその下から入力していきます。
「送金先サービス名」はその他→メタマスクと入力。
受取人種別は本人への送金、でOK。
送金額を入力。(※手数料が発生します。)
初めて送金する場合は少額でのテスト送金をすることをおすすめします!
入力したら「次へ」をタップ。

入力内容に間違いがないかを確認し、2段階認証に進みます。
コインチェック の登録の際に2段階認証をしているかと思いますので認証アプリで生成された6桁のコードを入力し、「下記事項に同意する」にチェックを入れる。
「申込みを確定する」をタップし完了です!
MetaMaskで着金を確認

最後にMetaMaskのアプリを再度起動させ、初めの画面に送金したイーサリアム(ETH)の着金が確認できれば完了です!

お疲れさまでした!
注意点
MetaMaskにイーサリアムを送金する際には注意点があります。
① MetaMaskのアドレスは必ずコピペする
MetaMaskのアドレスは非常に複雑なアルファベットの羅列なので必ずコピペするようにしてください。
アドレスを間違えて送金しても、仮想通貨は戻ってきません…
② 送金する際は手数料が発生する
コインチェック でイーサリアムを送金する際には手数料が発生します。
0.005ETH=約1130円(1ETH:¥227,094 2022年8月現在)
③ まずは少額から送金する
手数料が発生するなら1回で希望の額の仮想通貨を送金したい!と思いますよね。
気持ちはわかるのですが、初めての方はお試しで少額を送金して着金確認することをオススメします。
なぜなら、万が一アドレスを間違えて送金していた…ということになれば送金した仮想通貨は二度と戻って来ないからです。

初めての場合は慎重に進めましょう。
まとめ
今回はMetaMaskとOpenseaを連携させる方法と、MetaMaskにイーサリアムを送金する手順をご紹介しました。
作業自体はとても簡単です。
大きく2つの注意点は
注意点
これから間違いなく主流になってくるNFTやWeb3の世界を勉強するためにまずはここから始めましょう!